占い師になるには「どんな本」を読めばいい?(独学にオススメ)

占いの仕事を始めるにあたって、私も色々な本を読みました。

  • 占いを独学する参考書
  • ビジネスの入門書
  • 業界の裏話的な本

・・・などなど。

ですが、良い本もあれば「何だこりゃー!」と怒りたくなるようなヒドイものもありました。

占い関係の本は、ほんとうに玉石混合です。

そこで、今回は、占い師になるためのオススメ独学本をご紹介します。

占い師になるための本
目次

「占い師になるための本」で注意すべき点

「占い師になるための本」を選ぶ際に、注意すべき点があります。

それは、

  • 占いセミナーへの誘導はないか?
  • あまりに大きなことを語ってないか?

…です。

「占いセミナーへ誘導する」ために書かれた本は注意

今、占いの開業・副業について書かれた本や電子書籍は、とても多いです。

ですが、そのなかには、著者の「占いスクール」や「セミナー」に誘導するために書かれたものもあります。

あまりに大きなことを語る本

あまりに大きなことを語る本には注意が必要です。

  • 何千万円稼げる
  • すぐに稼げる
  • 誰でも稼げる

・・・など、派手に煽る書籍は怪しいです。

ノウハウを出し惜しみ、内容が薄っぺらいことも

こういう本の目的は、読者をセミナーに参加させるためのものが多いです。

ですので、肝心なノウハウが出し惜しみされてたり、内容が薄っぺらかったりします。

もちろん、セミナーを紹介している占い本がすべて悪いというわけではありません。

ですが、占いセミナーに誘導するための単なる前振りでしかない本には注意してください。

私も、このような本を購入して、ガッカリした経験が何度もあります。

良質な「占いの独学本」を手に入れるためには?

では、良質な「占いの独学本」を手に入れるには、どうしたら良いのでしょうか?

レビューや口コミを確認

それには、まず、アマゾンレビューなど、口コミを確認した方が良いでしょう。

ダメな本は

  • 内容がない
  • 参考にならなかった
  • お金のムダ

・・・などの口コミが、何件もあるものです。

そういう本には注意が必要です。

見極めはムツカシイので、注意深く観察しましょう

ただし、たとえ口コミが良くとも、サクラを使っている場合もあります。

また、逆に、本の内容は良いのに「なんらかの理由」で著者が攻撃を受け、ネガティブなレビューを書かれてる場合もあります。

そこらへんの見極めはムツカシイので、注意深く観察してみてください。

オススメの「占い師になるための本」

では、私が読んで参考になった

  • 占い師になるための独学書
  • 占いビジネスのハウツウ本

…を紹介します。

ただし、どうしても「合う・合わない」はあります。

ですので、ご自身でも、口コミやレビューを参考にしてみてくださいね。

1.趣味の占いを仕事にする メール占い師の始め方(著:宮本くみこ)

著者は、占い師だけでなく「小説家」と「占いライター」もされています。

プロの作家が書いているだけあって、とても読みやすい本になってます。

メール占いを始めるに当たって、どんなことに注意すべきか?がとても良くわかる電子書籍です。

  • メール占いのやり方
  • 鑑定文の書き方
  • 仕事の取り方

…などの解説のほか、業界の裏話などもあります。

なかなか読み応えがありますよ。

2.はじめよう電話占い師(著:五十六謀星もっちぃ)

著者は、電話占い会社のオーディション試験官をしていた五十六謀星もっちぃ氏です。

この本の良いところは、とにかく読みやすいところ。

女性向けのやさしい表現なのでスラスラと読めます。

「占いの仕事」をする上で必要なことを、余すところなく書いてくれているのが嬉しいですね。

特に、電話占い師を目指す人には、参考になる話がとても多いですよ。

3.占術談議(著:田中要一郎)

占い研究家の田中要一郎氏が出した対談集です。

  • 鏡リュウジ氏
  • 黒門氏
  • 天童春樹氏
  • 石塚隆一氏

…など、日本を代表する有名占い師10名へのインタビューを掲載しています。

  • どのように占い師になったのか?
  • 占い業界の裏側
  • 占いの未来は?

…などなど、普通では聞けないような貴重な話が満載。

これから占い師になる人は、読んでおいてソンはないと思います。

風水・占星術・手相・タロット・四柱推命…色々な占いのエピソードが聞けますよ。

4.毎月7万円! 普通の人が副業で「占い師」になる法

著者の西彰子さんは、車の営業のトップセラーだった方です。

ですが、退職・大病・離婚とトラブルが続き、絶望の淵に立たされることに…。

しかし、一念発起した著者は「占いを仕事にする」ことを決め、成功してゆくことになります。 

そんな逆転人生を成し遂げた著者が「普通の人が占い師になって稼いでゆくためのノウハウ」を教えてくれます。

占いの仕事を成功させるために何をやるべきか?が、よくまとまっている本です。

独学で占い師を目指す人にオススメできます。

5.稼げる占い師、稼げない占い師(著:伊藤マーリン)

伊藤マーリンさんは、

  • 雑誌の星占い連載
  • WEBやスマホの占いコンテンツ制作
  • オリジナルのアストロカード®を使った講座

…などで活躍中の占い師さんです。

この本には、著者が17年かけて導き出した「稼げる占い師になるためにやるべき事」が書かれています。

稼げる占い師と稼げない占い師の比較

「稼げる占い師」と「稼げない占い師」が対比されているので、わかりやすいです。

たとえば、

  • 稼げる占い師→一つの仕事を次につなげる
  • 稼げない占い師→単発の仕事を繰り返す
  • 稼げる占い師→とりあえずやってみる
  • 稼げない占い師→完璧に準備を整えようとする

…など、約40項目の注意点を解説しています。

これから占いの仕事(副業)を始める人だけでなく、今スランプに陥ってる占い師さんなどが読んでも良いかもしれません。

ただし、もうちょっと本の値段が安かったら嬉しかったです。

6.誰も教えてくれない「占い師」の始め方・儲け方 (著:李 水明)

こちらは古い本ですが「占いビジネス運営」のポイントが、わかりやすくまとめられています。

「占い師を始めたいけど、まったく右も左もわからない」という人が独学するための本です。

ただし、最近のネットを使ったノウハウは載っていませんので、オンライン・ビジネスに関しては期待はできません。

占い開業の基本を勉強できる古典ですね。

7.占い師入門(著:高橋桐矢)

この本は、占い師であり、インフルエンサーでもある高橋桐矢さんの本です。

占い師の

  • 実体
  • タブー
  • 体験談

・・・など「初心者が知っておくと良い情報」が詰まってます。

2010年の出版なので「最新のネット占いの方法」などは書かれていません。

ですので、実践ノウハウに関しては少し弱い感じがします。

ですが、このような真摯に占い業界を語っている本は、一度は読んでおいた方が良いと思います。

8.副業占い師ブギ(著:高橋桐矢)

上記と同じ高橋桐矢さんが、色々な「副業占い師」をインタビューした本です。

  • 何がキッカケで占い師になれたのか?
  • 占い師になって良かったこと
  • 副業占い師の実体

・・・などがわかって、なかなかおもしろいです。

この本を読むと、

  • 成り行きで占い師になった人
  • 兼業・副業占い師
  • 流しの占い師

・・・など、色々な人がいることがわかります。

読むと、占い師になるハードルがかなり下がると思います。

ちょっとくだけた内容ですが、占いの副業をしたい人に勇気を与えてくれる本かもしれません。

9.聴く 話す ほめる 稼ぐ 占い師のお仕事

この本は、占い師プロデューサー佐藤雄斗さんが書いた本です。

占いビジネスを成功させるためのヒントを、124項目ピックアップしています。

  • 占いのやり取りで、こんな言葉を添えた方が良い
  • プロフィールは、こんな書き方をした方が良い
  • 収益をアップするためのプチ・アイデア

…など、お客様視点からの、ほんのちょっとした気づきを与えてくれます。

開業するノウハウなどは、ほとんど書かれていません。
ですので「すでに占いの仕事をしている人」が、ビジネスを向上させるために読むと良い本ですね。

「占星術の占い師」になるための本

次に「占星術の占い師になりたい人」向けの本も紹介しておきます。

「占星術」を学ぶためのオススメ入門書から抜粋します。

1.人間関係占星術講座(著:辛酸なめ子・松村潔)

  • 人気コラムニストの辛酸なめ子さん
  • 占星術の第一人者である松村潔先生

…の対談本です。

辛酸なめ子さんは、占星術のまったくの初心者です。

そんな彼女に、松村先生が占星術のやり方を手取り足取り教えてくれています。

これから占星術を独学したい方には、とても役立つと思います。

占星術の「具体的な占い方法」や「実践的な占い方」なども、よ~くわかります。

占星術師を目指している人には、ぜひオススメしたい本です。

2.増補改訂決定版「最新占星術入門」 松村潔著

松村先生の増補改訂決定版「最新占星術入門」 です。

この本には、ホロスコープを通して「一人の人間像」を導き出す…そのノウハウがしっかりと書かれてます。

わかりやすく、かつ本格的な入門書です。

Q&Aが参考になる

また、この本には「占い師」に関してのQ&Aがあります。

  • 占いの仕事をやってゆくにはどうすれば良いか?
  • なぜ、占い師によって鑑定結果が違うのか?
  • 占い師になるには霊感が必要か?

…など、色々な質問に松村先生がていねいに答えてくれています。

これが、すごく納得できる内容!占星術の占い師になりたい人には、とても参考になると思いますよ。

Q&Aは「増補改訂 決定版」(2019年以降発売)のみに収録されています。

タロット占い師になるための本

「タロット占い師になりたい人」向けのオススメ本を紹介します。

初めてのタロット占い本!オススメ入門書から抜粋しますね。

「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」手賀敬介著

「いちばんやさしいタロット・リーディングの教科書」は

  • タロットカードの成り立ち
  • 大アルカナと小アルカナの関係
  • 逆位置の読み方

…など、初心者が「?」と思っていることを、しっかり解説してくれている良書です。

  • カードが一枚一枚、とても詳しく解説されてる
  • 逆位置の解釈がすごくわかりやすい
  • たくさんのスプレッドとその読み方のサンプルが載っている

…など、内容が充実しています。

逆位置の解釈について、とてもくわしく書かれてます。

本格的に、タロット占い師になりたい方にオススメかと思います。

手相占い師になるための本

「手相占い師になりたい人」向けのオススメ本を紹介します。

手相占いのおすすめ本!(独学で占い師になるための入門書)から抜粋しますね。

「百発百中手相術 基礎からわかる完全メソッド」(西谷泰人著)

この本は、「手相占いのイロハ」がわかり始めてきた初心者向きの入門書です。

著者の鑑定経験を元に書かれており、とても納得度が高い仕上がりになってます。

著者の西谷泰人氏は、流年法について独自のノウハウを持ってます。

そのため、流年法の見方について多くのページがあり、とても読み応えがあります。

手相鑑定の実践例が100パターンも!

手相鑑定の実践例が100パターンも載っているのにはビックリ!

一つ一つの事例について「相談者にどんなアドバイスをしたら良いか?」が学べます。

415ページの分厚い本。「手相辞典」としても活用可能ですよ。

手相を学びたい人はコチラをどうぞ!

四柱推命の占い師になるための本

最後に「四柱推命の占い師になりたい人」向けのオススメ本を紹介します。

四柱推命を独学できる本!(超初心者にオススメ)から抜粋します。

一番わかりやすい初めての四柱推命

著者の愛新覚羅ゆうはん氏は、20年間で2万5千人を占った占い師さん!

四柱推命を独学しようとして挫折してしまった…そんな経験がある人は、この本がオススメ。

ワークシート形式で一歩一歩確実に学べる

特長は、命式を作りながら勉強できるところ。

ワークシート形式なので一歩一歩確実に学べます。

命式の出し方、四柱推命の考え方がカンタンに身につくが特長です。

四柱推命の超初心者にオススメします。

まとめ

今回は、占い師になるには、どんな本(入門書)を読めば良いか?を解説しました。

もちろん、オススメした本を読んだからといって、すぐ「売れる占い師」になれるわけではありません。

ビジネスの世界は、参考書だけではわからないことが多いです。

占い師を目指すなら、

  1. とにかく鑑定経験を積む
  2. ビジネスのノウハウも学ぶ
  3. 占いスクールに参加してみる
  4. まずは、なにはともあれ占いの副業を始めてみる

・・・などをオススメします。

占いの副業を始めたい方は、コチラも参考にどうぞ!

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