占いの副業は稼げない？「たった１つの理由」で、占いにはビジネスチャンスがある！

SNSでは「占いの副業は稼げない」という声もあれば、「普通に稼げる」という声もあります。

一体どちらが本当なのでしょうか？

この記事では、現役占い師の視点から、

…などを解説します。

ぜひ最後までお読みいただき、占いの副業の可能性について理解を深めていただければ幸いです。

占いマーケットの現状

占いの副業で稼げてる人って、どれくらいいるのでしょうか？

まず、それを、占いマーケットの現状から推測してみましょう。

全体の7割は、一度は注文を受けている

某有名スキルマーケットの現状を分析してみました。

タロット占いの出品27,000件のうち、ランキング入りは18,000件です。

なので、オーダーが一度でも入っている副業占い師は、ざっくりと７割くらいだとわかります。

占いの副業で稼いでる人の割合

さらに、出品者ランクを分析して、稼げている占い師のパーセンテージを推測してみます。

この際、「販売金額」と「販売件数」をもとに、パーセンテージ修正してゆきます。

すると、占いの副業で稼いでる人の割合は、だいたい以下のように算出できました。

稼ぎの状態	割合
バリバリ稼いでる人	5%
まずまずコンスタントに稼いでる人	16%
時々オーダーが入る程度の人	50%
ほとんど収入に繋がらない人	29%

占いの副業で稼いでるのは、全体の20%ほど

今回の調査では、

…でした。

合計すると、占いの副業である程度以上稼いでる人は、全体の20%ほどになります。

そこそこ希望が持てそうな数字ですね。

占いの副業はオワコンか？

ところで、最近

…とか言われますよね？

オワコンは終わったコンテンツというネットスラングです。

「もうブームが過ぎて旬ではなくなってしまった」という意味になります。

では、占いはどうなのでしょうか？もうオワコンなのでしょうか？

たしかに競争は激しくなっている

私は占いのビジネスに20年以上携わっています。

「たしかに競争が激しくなった」と実感しています。

10年前と比べると、３～５倍の競争率になっている感じがしますね。

ただし、マーケットは拡大している

ただし、今、占いブームということもあり、お客さんの数自体は増えてます。

特に、スマホの普及によって、ネット占いのマーケットが拡大してます。

なので、占いビジネスはまだまだ可能性があると思います。

占いブームが過ぎ去ったらどうなるか？

もちろん、どんな業界にもブームがあります。

ブームが過ぎたら、占いの市場はどうなってしまうのでしょうか？

占いの世界は、定期的にブームがやってくる

年代	占いブームの変遷
1960年代	新宿の母
1970年代	ノストラダムス
1980年代	細木数子
1990年代	携帯コンテンツ占い
2000年代	占星術、鏡りゅうじ・石井ゆかり
2010年代	しいたけ占い・ゲッターズ石井・月星座占い
2020年代	「突然ですが占ってもいいですか？」星ひとみ

過去、占いの世界には何度もブームが訪れ、そして、去ってゆきました。

…などなど。

ですが、現在、TV番組「突然ですが占ってもいいですか？」によって、占いの人気が盛り上がってます。

定期的にブームが訪れるので、占いはオワコンにならない

このように、定期的にブームが訪れるのが占いの世界です。

ですので、たとえ、今の流行が過ぎ去ってしまったとしても心配はありません。

しばらくすれば、またブームがやってくるでしょう。

ですので、占いビジネスがオワコンになることはないと思います。

占いの副業で稼げない人の原因

「占いがブーム」とは言っても、稼げる人と稼げない人は出てきます。

占いの副業で稼げない人の原因は、どのへんにあるのでしょうか？

それを解説しましょう。

マーケティングができない

2018年ごろから、占いで稼げることが世間に認知され始めました。

その結果、多くの人がマーケットに参入してきましたね？

今は、限られたパイの取り合いになってます。

昔のように、出品すれば売れるということはありません。

マーケティング（売れる仕組みの構築）ができないと、稼ぎづらいです。

オリジナリティーが弱い

現在、同じような占いが多く出品されています。

そうなると当然、お客さんはより安いサービスに流れてゆきます。

オリジナリティーが弱いと、価格競争に巻き込まれます。

そして、どんどん稼げなくなってゆきます。

継続できない

どんなビジネスでも、すぐに波に乗れるわけではありません。

最初は、たいてい低空飛行です。

トライ＆エラーを繰り返しながら、少しずつ成長していくのが普通です。

ですので、ちょっと売れないからといって、すぐあきらめてしまう人は稼げません。

稼げる占い師になるには？

ここまで読んで頂ければ、稼げる占い師になるには何が大切かがわかりますね？

…がポイントです。

自分なりのオリジナリティーを出すには？

では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか？

自分なりのオリジナリティーを出すという点から、戦術をピックアップしてみましょう。

細かい専門性を打ち出す

たとえば、占い師のプロフィールで「タロットができます」としか書かれてなかったらどうでしょう？

大ざっぱ過ぎて、依頼する気になりませんよね？

ですので、

さらにニッチに絞って

…というように、細かい専門性を打ち出すことが大切です。

そうすることで、独自性が生まれ、お客さんの目に留まりやすくなります。

他の知識と掛け合わせてみる

占いと他の知識を組み合わせることも有効です。

たとえば、

…など。

新たな価値を提供できるので、お客さんの興味を引くことができますよ。

自分のキャラクターを打ち出してみる

占いをする上で、キャラクターは大事です。

お客さんは、占い師の性格を気にすることが多いです。

…などなど。

ですので、

…など、自分のキャラクターを明確に打ち出してみましょう。

そうすることで、ニーズに合うお客さんを引き寄せることができますよ。

占いにビジネスチャンスがある「たった１つの理由」！

最後に、占いにビジネスチャンスがある理由を解説します。

占いは「パイの総取り」ができない

占いは、お客さん一人一人に対して手作業でやるものです。

なので、時間がかかります。

一日10件もやったら、ヘトヘトになりますよ。

一人の占い師が対応できる数には限度がある

つまり、一人の占い師が対応できる鑑定数に限りがあるのです。

だから、人気占い師は3ヶ月待ちとかになります。

ココナラだったら、満枠になってしまい申し込みできなくなります。

その結果「お客が他に流れる」という状況が出てきます。

このように、占いビジネスは「パイの総取り」ができないものなのです。

初心者や個人にも、十分チャンスがある

占いは、セミナーのように「多人数をマネタイズすること」ができません。

あくまで一対一対応のビジネスであって、そのため独占しづらい。

なので、初心者やフリーランスにも、ビジネスチャンスが十分にあります。

これが、占いビジネスの面白いところなのです。

まとめ

今回は、占いの副業は稼げないのか？というテーマについて語りました。

また、現役占い師の視点から、

…なども解説しました。

占いの副業をするなら、こちらも必須です！