最近は、「電話占い師」になりたい人も多いですよね?
しかし、電話占い師になるには占いのオーディションに受かる必要があります。
私も、何度か、占い会社のオーディションを受けたことがあります。
厳しいところは、とても厳しいです。
矢継ぎ早に繰り出される「鋭い質問」にタジタジになったことを覚えてます。
今回は「電話占いのオーディション」の合格率を上げるためのコツを解説します。

電話占いのオーディションは、どんな試験をする?
電話占いのオーディションでは、どんな試験をするのでしょうか?
たいていの場合、以下の3つがおこなわれます。
- 書類選考(オーディションの申し込み)
- 電話面接(一次審査)
- 実技試験(二次審査)
1.書類選考(オーディションの申し込み)
まず最初に、応募者はオーディションの申し込みをします。
- 氏名などの個人情報
- 自己PR
- 占い師としての実績
- 得意な占い
- 応募動機
- 抱負・夢
…などをネット上で記入し、連絡を待ちます。
注意点
この段階で注意する点は以下です。
- 誤字脱字
- 記入漏れ
- 丁寧な言葉使い
また、ウソを書かないということも重要です。
必要以上に、自分を大きく見せようとしてはいけません。
2.電話面接
書類審査に合格したら、電話面接に進みます。
電話面接では「書類選考で記入した内容」について聞かれることになります。
- どこで占いを習ったのか?
- 占いの先生は?
- 活動歴は何年?鑑定数は何件?
…なども聞かれる確率が高いです。
電話面接で気をつけること
電話面接で気をつけることは「社会人としての常識」です。
- 丁寧な言葉使い
- 相手への気遣い
- マナーある態度
このような社会常識は、必ずチェックされます。
ガサツな対応にならないように気をつけましょう。
3.実技試験
電話面接をクリアーすると、いよいよ実技試験を受けることになります。
実技試験こそが、オーディションの合否を握るメインの試験です。
これに合格すれば、その会社に「占い師」として登録できることになります。
電話占いの合格率は10%以下⁉
ところで、電話占いの合格率はどれくらいでしょうか?
だいたい10%以下と言われており、ハードルは高いです。
「自社の看板」にかかわるので、簡単には取らないことが多い
電話占い会社は
- 実力のない人
- トラブルを起こしそうな人
- 会社の評判を落としそうな人
…などは、絶対に採用しません。
「自社の看板」にかかわることですので、ハードルをある程度高めに設定しているのです。

占い会社によって違いはありますが、かなり「狭き門」だと思った方が良いですね。
電話占いオーディション(実技試験)の合格率を上げるコツ!


実技試験は、電話占いオーディションのメイン試験です。
これによって「合否が分かれる」と言っても過言ではありません。
では、合格率を上げるためには、どんなことが必要なのでしょうか?
1.占いのスキル
当然のことですが、しっかりした占いのスキルが必要です。
たとえば、占星術で恋愛を占うのに「金星」や「月」を解読できなければ、まともに占えるものではありません。
オーディションに受かるためには、占いのスキルを最大限高めておきましょう。
2.ヒアリング能力(相手の話を良く聴くこと)
占い師にとってヒアリング能力はとても大切です。
なぜなら、占いは「お客さんが本当に望んでいること」がわからないと、仕事にならないからです。
- 彼とよりを戻したいのか?
- もう別れたいのか?
- 誰か他の人が気になるのか?
…お客さんの「本当の気持ち」を汲み取れないと、お客さんを満足させることはムツカシイです。
オーディションでは、しっかりと相手の話を聴くようにしてください。
できれば、自然な話の流れを作って、相談者の「本当の気持ち」を引き出せるようにしましょう。
「話を聞いてもらいたい」というお客さんも多い
お客さんの中には「とにかく、話を聞いてもらいたい」と言う人も多いです。
人って 、話を聞いてもらうこと自体で癒されますよね?
ですので、オーディションでは、聞き上手かどうか?もしっかりチェックされます。
3.わかりやすく話す力
占い師として評価されるには、わかりやすく話す能力が必要です。
話がわかりにくかったら、お客さんを納得させることはできませんよね?
話しが
- あいまい
- 複雑
- 抽象的
…になりがちな方は注意しましょう。
オーディションでは
- 筋の通った論旨
- わかりやすい表現
- 具体例の提示
…などを心がけ、わかりやすく明快に話すようにしましょう。
4.悩みに寄り添ってあげること
人間には「感情」があります。
ですので、たとえ占いが正確だったとしても、それだけではお客さんは満足しません。
やはり、感情を満たしてあげる必要があるのです。
そのためには、相手の悩みに寄り添い、暖かい言葉をかけてあげることが必要です。
5.時間管理能力・状況把握能力
占い師は、つねに冷静に状況判断しなければなりません。
たとえば、お客さんが30分での占いをご希望の場合、時間配分を誤って45分も使ってしまったとしたら?
お客さんからのクレームにつながる可能性があります。
占い師のオーディションなどでは、このような時間管理能力や状況把握能力も見られることがあります。
6.お客さんをポジティブにする
占い師に求められるのは、単に未来を的中させることだけではありません。
お客さんは、多くの場合、一人で不安を抱えています。
そのため、占いを通して心が軽くなり、前向きな気持ちで未来へ進んでいけるようにサポートすることが大切です。
オーディションでは、お客さんを勇気づけ、ポジティブな気持ちに導くような占いをしましょう。
電話占いオーディションで、やってはいけないこと


では、次に「電話占いのオーディションでやってはいけないこと」を解説します。
これをすると、マイナスポイントになりますので注意してくださいね。
1.しゃべり過ぎ
オーディションは緊張するものです。
すると、あせってしまい、しゃべり過ぎてしまうことがあります。
占いは、バランスの良い受け答えが基本です。
しゃべりすぎは高圧的な印象を与え「話を聞かない占い師」だと見なされることもあります。
2.実力以上の受け答え
占いのオーディションでは、良いところを見せようと「実力以上の受け答え」をする人がいます。
- たいして詳しくないことを、もっともらしく話す。
- 見えてもいないのに、守護霊やオーラが見えるなどと言う。
- 強引に、もっともらしい占い結果を出す。
…などなど。
これらは、百戦錬磨の面接官にはミエミエです。
大きなマイナスポイントになりますので、虚勢を張らないように注意しましょう。
3.共感性の欠如した受け答え
多くのお客さんは、
- 気持ちを分かってくれる
- 同じ立場になって考えてくれる
- 寄り添ってもらえる
…という事を、占い師に求めます。
お客さんは、まず、喜怒哀楽の感情を共有してもらいたいのです。
「共感性の欠如した受け答え」をしてはオーディションには受かりません。
まず、親切に話を聞き、気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
4.説教くさいことを言う
占いのやりとりの中で、説教くさいことを言う人がいます。
ですが、お説教は、気持ちの弱ってる相手の状況を考えない「自己満足な行為」とみなされかねません。
もちろん、オーディションでもマイナスポイントになります。
電話占いオーディションの際、忘れてはならないマナー


最後に、電話占い師になるための入門書「はじめよう電話占い師」からご紹介します。
こちらは、元電話占いオーディション試験官が書いた本です。
以下のようなマナーを守ることで、オーディションの面接に受かりやすくなります。
オーディションで、忘れてはならない一般マナー
- 会社から電話が来る場合は、3コール以内に取る
- 開始時間は秒単位で守る
- ビジネスでは「もしもし」は使わない
- 電話がつながったら、占い師名を必ず名乗る
- 相手が名乗ったら、様づけで繰り返す
- 丁寧な言葉遣いを終始心がける
- 鑑定時間の指定があれば必ず守る
- 最後は「ありがとうございました」と明るく締めくくる
- 合否をその場で尋ねない
まとめ
今回は「電話占いのオーディション」の合格率をアップするコツをお知らせしました。
電話占い師のオーディション合格率は約10%と狭き門です。
合格には、書類選考、電話面接、実技試験を突破する必要がありますよ。
- 相手の話を良く聴く
- わかりやすく話す
- 悩みに寄り添う
- 状況を冷静に判断する
- お客さんをポジティブにしてあげる
…などに注意して、採用を目指しましょう!



占い師になるには「素質」や「向き不向き」もチェックしておくと良いですよ。