占い師になりたいと思う人は多いです。
でも、「私って占い師の素質あるのかな?」「どんなスキルが必要なの?」と、足踏みしてしまうこともあるでしょう。
もちろん、占い師としてやってゆくには、タロットや占星術などのスキルが必要です。
でも、それだけでは足りません。
- 霊感や直感
- 人に寄り添うコミュニケーション能力
- クライアントを元気にするポジティブシンキング
…など、色々な適性があると、より活躍できる占い師になれるでしょう。
今回は、占い師になるために欠かせない素質や能力について解説します。

占い師になるのに求められる「素質・能力・スキル」
占い師になるためには、以下のような素質・能力・スキルが必要です。
一つ一つ説明しますね。
1.向上心・探究心
占いのスキルは常に進化しています。
最新の情報を学び続ける向上心と探求心は、占い師として成長するために不可欠です。
占いの仕事をするためには、当然、占いのスキルが高くなくては話になりません。
- 占星術
- タロット
- 手相
- 数秘術
…どの占いをするにしても、常に学び続ける必要があります。
また、最新の情報にアップデートすることも大切です。
「もっと深く知りたい」
「お客様のためにもっとできることはないか」
占い師としての素質には、そのような向上心や探究心が求められます。
2.深い読解力
占い師になるには、カードやチャートからお客様の状況や気持ちを読み解く力が必要です。
表面的な解釈だけでなく、背景に隠されたストーリーを想像力豊かに読み解くことが大切です。
占い師は、単に占いの知識を持っているだけでは不十分です。
カードやチャートなどを、お客様にあわせて読み解く力がなければ、的確なアドバイスはできません。
たとえば、同じカードが出ても、お客様の年齢や置かれている状況、抱えている悩みによって、意味合いは大きく変わります。
「このカードは、〇〇さんにとってどんな意味を持つんだろう?」
「この星の配置は、〇〇さんの心の状態をどう表しているんだろう?」
そんな風に、お客様の背景にあるストーリーを想像力豊かに読み解くことが、占い師としての素質として求められます。
3.表現力・伝達力
どんなに素晴らしい鑑定結果でも、お客様に伝わらなければ意味がありません。
分かりやすく、心に響くように伝えられる表現力と伝達力が求められます。
優れた占い師になるには、お客様が心から納得し、行動に移せるように、言葉の選び方や伝え方にも工夫が必要です。
たとえば、以下のような点に注意が必要です。
- お客様の言葉で話す:お客様がふだん使う言葉で話すことで、理解が深まります。
- 具体的に伝える:「運気が良い」だけでなく、「どう行動すればさらに良くなるか」なども伝えましょう。
- たとえ話を使う:たとえ話を使うことでイメージしやすくなります。
占いの結果を分かりやすく伝える表現力と伝達力は、占い師にとってとても大切な能力です。
4.共感力
お客様の悩みに寄り添い、共感する力は、信頼関係を築く上で非常に大切です。
「つらかったでしょう」「大変だったですね」と、お客様の気持ちに寄り添う言葉をかけられるようになりましょう。
ただ、言葉が巧みなだけでは、お客様は満足してくれません。
- 悩みに共感してもらい
- 暖かいアドバイスをもらえる
…そうされることで、初めて満足するのです。
人は誰しも、自分の気持ちを理解してもらい、親身になって相談に乗ってもらいたいものです。
ですので、占い師になるための素質としては、人の心に寄り添える共感力が必要なのです。
5.人生経験
人生経験は、お客様に的確なアドバイスをする上で役立ちます。
様々な経験に裏打ちされた力強いコトバは、お客様を勇気づけます。
ただ優しいだけでは、お客様を導くことはできません。
時には「叱咤激励」も必要です。
しかし、それをできるためには人生経験の裏打ちが必要です。
同じ体験か、それ以上の体験があるからこそ、人を励ますことが可能なのです。
占い師になるための素質としては、豊富な人生経験も必要なんです。
6.コミュニケーション能力
お客様との信頼関係を築くためには、高いコミュニケーション能力が不可欠です。
お客様が安心して話せる雰囲気作りを心がけましょう。
高いコミュニケーションスキルは、人に安心感を与え、心を開いて話せるような温かい雰囲気を作り出すことができます。
占いのお客様は、悩みや不安を抱え、誰かに話を聞いてほしいと思っています。
そんな時、占い師が親身になって話を聞き、共感してくれることで、お客様は安心感を覚えます。
占い師にとって、お客様とのコミュニケーション能力は、欠かせない素質のひとつです。
ただし、鑑定経験を積めば、コミュニケーション能力は自然とアップしてゆきます。
ですので、最初のうちはぎこちなくても問題ありません。
7.カリスマ性
お客様は、占い師に「神秘的な力」を期待しています。
人を惹きつけるカリスマ性も、占い師として活躍するために必要な要素です。
占いの仕事をするには、単にコミュニケーションがうまいだけでは、もの足りません。
いくら話がうまくても、いずれお客さんに飽きられてしまうものです。
なぜ、お客さんは占い師の言葉に耳を傾け、信じてくれるのでしょうか?
それは、占い師に日常を超えた特別な魅力、つまりカリスマ性があるからです。
カリスマ性とは、存在感を際立たせ、言葉に重みを持たせ、人を惹きつける力のことです。
占い師としてやってゆく素質として、そのような特別な魅力もあると良いです。
8.スピリチュアルな力(霊感)
霊感は、占い師にとって大きな武器となります。
物事の裏に隠された本質や未来の可能性を読み取ることで、より深い鑑定を提供できます。
お客様の多くは、現状を変えるための「新しい視点」が欲しいと願っています。
そんなニーズに応えるためには、
- 霊感
- 宇宙的視点
- インスピレーション
…などのスピリチュアルな力が必要です。
占い師になりたいなら、スピリチュアルな素質が必要です。
9.ポジティブな思考
お客様を元気づけ、希望を与えることは、占い師の重要な役割です。
そのためには、占い師自身がポジティブ思考である必要があります。
せっかくアドバイスをしても、お客様を暗い気持ちにさせてしまっては意味がありません。
占い師には、お客さんを
- 元気づけ
- 前向きにし
- 未来に希望を持たせる
…役割もあります。
そのためには、占い師自身にポジティブシンキングの能力が必要です。
ポジティブなエネルギーはまわりに波及し、相手も自然と前向きな気持ちにさせます。
日頃からポジティブな思考をできるよう、強いメンタルを鍛え出しましょう。
10.危機管理能力(クレーム対応力)
クレームには、冷静に対応する能力が必要です。
お客様の気持ちに寄り添い、誠意をもって対応できれば、信頼を失わずに済みます。
占いという仕事には、クレームがつきものです。
- 予想が当たらなかった
- 言う通りしたのにうまくゆかなかった
- 自分の思っていた結果と違う
…などなど。
クレームがうまく処理できないと、お客様とトラブルになります。
占い師には、トラブルを収める危機管理能力が必要な事を知っておきましょう。
ただでさえ、占いを受ける人は心が弱ってたり、傷ついていることが多いです。
ですので、細心の注意を払った対応が必要です。
クレームを受けた際は、まず、お客様の気持ちに寄り添って共感することが大切です。
その上で、状況を冷静に分析し、ベストな解決策をいっしょに模索してください。
まとめ
今回は、占い師になるのに欠かせない!素質・能力・スキルを解説しました。
占いの仕事をするには「占いの知識」だけでは物足りないです。
- 霊感
- カリスマ性
- ポジティブシンキング
…などなど、ある意味、ふつう以上の素質や能力が必要とされます。
とは言え、それらは「一朝一夕」で開花するものではありません。
経験を積みながら、だんだんと発揮できてゆくものなのです。

ですので、あせらなくとも大丈夫。



少しずつ色々な経験を積んで、必要とされる占い師になってゆきましょう!



