占いの仕事をやってると

  • 疲れる
  • 辛い
  • 辞めたい

・・・など、後ろ向きな気持ちになることもありますよね?

占いは「他人の悩み」を扱う仕事なので、占う側も気持ちが重くなりがちです。

特に個人で開業してると、なにかとストレスも溜まるでしょう。

そんなわけで、しんどいと思ってしまう人も多いのです。

今回は

  • 占いの仕事を辞めたくなってしまう原因
  • 疲れずに仕事を続ける方法

・・・を、占い師の立場から解説します。

tired of fortune telling

なぜ、占いの仕事は疲れるのか?

占いの仕事をやってると

  • 神経が疲れる
  • 心を病む
  • モチベーションが上がらない

・・・こんなこと、ありますよね?

なぜ、占いの仕事がつらくなってくるのでしょうか?

その原因は、以下のようなことかもしれませんよ。

対処法も含めて、一つ一つ解説しますね。

お客さんとのやり取りで疲れてしまうパターン

最初は、お客さんとのやり取りで疲れてしまうパターンです。

これが一番多いかも。

1.お客さんに気を使いすぎる

お客さんに気を使いすぎると、やはり神経が疲れます。

  • 早く返事をしないと申し訳ない。
  • こんなことを伝えたら傷つくんじゃないか?

・・・とか、占い師はけっこう気を使うことが多いんです。

最低限の気遣いがあればOK

神経をすり減らしていたら、仕事が続きません。
最低限の礼儀と気遣いがあればOK。
必要以上に、気を使わないようにしましょう。

2.評価を気にしすぎる

ココナラなどのスキルマーケットで占いをすると、お客さんから評価をいただくことになります。

もちろん、その「善し悪し」が、今後の売り上げを大きく左右します。

そういうわけで、占い師さんは、評価を気にして疲れてしまうのです。

評価は気にしないこと!

どんな占い師でも、悪い評価をもらうことがあります。
「お客さんの受け取り方」次第なのです。
それを恐れるあまり、気を揉んでいても仕方がありません。
評価をあまり気にせずゆきましょう。

3.相手の気持ちに入り込み過ぎる

お客さんの相談は、人によってはディープなものもあります。

そこに同調(シンクロ)してしまうと、占う側も気持ちがしんどくなってしまいます。

もちろん、「気持ちに寄り添う」位ならイイのですが…。

一線を引いて相談に乗りましょう

お客さんのネガティブな思いを引き受けてばかり…
それだと、占い師も元気がなくなってきます。
最終的に問題を解決できるのはお客さん自身!
そう割り切って、一線を引いて相談に乗りましょう

4.「NO!」と言えない

お客さんの中には依存心が強い人もいます。

そういう人はリピーターになってくれることが多いです。

なので、占い師は「依存してはダメ」と強く言えないことがあります。

その結果、堂々巡りの思考につきあわされ、疲れ果ててしまうことになります。

お客さんの自立を促す

あまりに依存心の強いお客さんには、自立を促してゆく必要があります。
その結果、離れてしまっても仕方ありません。
それをしないと、同じパターンの繰り返し。
お互いが消耗します。

お金が原因で、モチベが下がってしまうパターン

次に、お金が原因でモチベーションが下がってしまうパターンです。

占いの「価格設定」を間違えると、激務になったりクレームになったりします。

そうすると、仕事を続けるのがつらくなったり、辞めたくなってしまうことが多いんです。

1.占いを安売りしてる

占いを「安売り」しても良いことはありません。

一人一人にコミットできないので感謝もされず、ただ忙しいという状況に陥ります。

もちろん「実績を積むため」なら良いです。

また、ココナラのNnattyさんのようにプロ級の腕を持ち、お客さんを短時間で的確に占える人なら問題ありません。

でも、そうでない占い師さんは安売りしても疲れるだけで、あまりメリットはありません。

納得できる価格にする

自分が納得できる価格にしましょう。
・スキルアップする
・アイデアで勝負する
・自分のキャラクターを出す
などで、価格アップを考えましょう。

2.あまりに高額料金を取って占う

逆に、あまりに高額料金を取って占うケースも問題です。

もちろん、ほんとうに「それだけの価値がある」占いなら良いです。

ですが、そうでない場合、お客さんからの不満やクレームでストレスにさらされることになります。

適正価格を設定する

自分の実力にあった適正価格を設定しましょう。
ビジネスを長続きさせるには、それが鉄則です。

3.安い給料で使われてる(占い会社所属)

占い会社に所属していると「給料が安い」と感じてしまうこともあります。

あまりに自分の取り分が低いと、モチベーションが下がりますよね?

もちろん、会社側は「宣伝」に経費をかけてます。

なので「取り分が低い」とは一概には言えません。

でも、「見合った報酬を得られてない」と感じるなら、次のステップを考えましょう。

自分で開業するのもあり

占い会社さんも、それなりに経費を使ってます。
なので、マージンが高いのも仕方ないです。
もし、もっと稼ぎたいなら起業するのもありです。
今は、ネットショップを使って簡単に開業できます。

4.「お金のため」だけで占っている

お金儲けのためだけでは、どんな仕事も続きません。

人は、誰かの役に立つことで喜びを感じる生き物です。

何かの役に立つことで、「自分は存在している意味がある」と実感できるのです。

お金のためだけで占いをしていると、人生の意義を感じられず、だんだん苦痛になってきます。

「役にたってる」と実感できる仕事を!

世の中のためになってると実感できる
・・・そんな仕事を目指しましょう。
そうすれば、お金も自然に入ってきますよ。

 自分の在り方(ありかた)

その他、以下のような要因で、気持ちがしんどくなることもあります。

自分の在り方(ありかた)をチェックしてみましょう。

1.他人とのつながりがない(孤独)

最近は、メールやチャット鑑定ばかりで、「対面鑑定」をする機会が少なくなっています。

メールやチャットだと、リアルな感情のやりとりがしにくいですよね?

すると「他人とのつながり」を感じられなくなってきます。

人は、他人とのつながりを失うと心が不安定になります。

「リアルな繋がり」を作ろう

5日間誰とも話しをしないと、人は精神の均衡が保てなくなるそうです。
少人数でも良いので、人とのリアルな繋がりを作るようにしましょう。
そうすれば、心が元気でいられますよ。

2.頭だけでグルグル考えている

現代は「情報化社会」です。

動き出す前に、結果を予測できてしまいます。

なので「あーでもない、こーでもない」と考えてばかりで、一歩踏み出せないことが多いです。

しかし、モチベーションは実際に動かないと発動しません

考えてばかりで行動しないと、どんどんモチベが失われ、仕事をするのがしんどくなってゆきます。

まず動いてみましょう

情報やデーターにとらわれず、まず動いてみましょう
一歩踏み出せば、ふしぎと「やる気」が出てきます。

3.「インプット」ばかりで「アウトプット」しない

ツイッタ-やYouTubeばかり見て、1日を過ごしてる…。

そういう人、増えてますよね?

情報を仕入れることは大切です。

ですが、インプットばかりでアウトプットしないと、アクションを起こせない体質になってしまいます。

情報の山に埋もれ、身動きが取れなくなってしまうんです。

わたし

情報というのは、整理しアウトプットすることで、消化できるんですね~。

仕入れた情報はアウトプットしてゆく

仕入れた情報は、アウトプットしてゆきましょう。
鑑定の中に盛り込んでも良いですし、SNSで発信してもOKです。
そうすれば、モチベーションが上がってきますよ。

4.自分の個性を出せない

自分の個性を殺してしまうと、「やりがい」や「充実感」を得られません。

まわりに気を使って、良い人を演じていても苦痛なだけです。

素のままの自分を出せないと、疲れてしまいますよ

キャラを立てる

たとえば、スピ系の人なら「不思議な個性」をそのまま出す。
性格がキツイ人なら、辛口なキャラでゆく。
キャラが立った方が、かえって人気が出るというものです。

5.世間の波動(集団想念)に影響されてる

ネガティブな気持ちになるのは、自分自身が原因とは限りません。

世間の波動(集団想念)に影響されているケースもあります。

たとえば、世の中の多数が「仕事がつらい、もうやめたい」と思っていると、そのブルーな気持ちに巻き込まれてテンションが下がってしまうこともあるのです。

特に、ホロスコープで「蟹座」や「魚座」が強い人は、世間の波動を受けやすいです。

集団想念を自覚する

「ネガティブな気持ち」は自分のものではない
世間の波動かもしれない!
と気づけば、気持ちもラクになります。




占いの仕事で、疲れないようにするには?

占いで疲れないようにするために、そして、仕事を長く続けるために。

以下の点に注意してみてくださいね。

お客さんとのやり取り

  • お客さんに気を使いすぎない
  • 評価を気にしすぎない
  • 相手の気持ちに入り込み過ぎない
  • 言うべき時は「NO!」と言う(依存につきあわない)

価格設定

  • 実力にあった適正価格で占う
  • 安い給料で使われない(占い会社所属の場合)
  • お金のためだけで占わない

自分の在り方(ありかた)

  • 他人とのつながりを作る
  • 頭だけでグルグル考えず、まずは動いてみる
  • インプットしたら、必ずアウトプットする
  • 自分の個性を出す
  • 世間の波動(集団想念)の影響を自覚する

まとめ

今回は、

  • 占いが疲れる
  • 占い師を辞めたい

…という人へ向けて、仕事がしんどい時の対処法を解説しました。

占い師になったものの辛くなり、やめてしまうパターンも多いですよね?

そうならないためにも、特に

  • お客さんとのやり取り
  • 占いの価格設定
  • 自分の在り方(ありかた)

…などには気をつけてくださいね。

OK魔女っ子

「占い師」になる方法は、こちらにまとめてあります。

参考にしてみてくださいね!

占い師になるには?