こちらは、現役占い師さんに、占い業界の体験談を語ってもらうコーナーです。
- 占い師にどうやってなった?
- どんな勉強をした?
- 占い会社ってもうかる?
…などなど、これから占い師を目指す皆さんにとって、参考になれば幸いです。
今回は「電話占い会社のオーディション」についてです。
占い師の体験談「電話占い会社のオーディション」
- インタビュアー:魔女っ子
- 占い師:大手電話占い経験者Mさん
「西洋占星術」と「タロット」を組み合わせて占うと精度が上がる

Mさんは、元々占いが好きだったんですか?

はい。昔から占いが大好きで「西洋占星術」を勉強していました。
牡羊座がどうのこうのとか、土星がどうのとか(笑)
あと、タロットも得意だったんです。
占いの仕事では「占星術」と「タロット」の両方を併用してました。

併用できるものなんですか?

はい。
タロットには大アルカナと言って22枚のカードがあるんですけど、それに「惑星」や「星座」が割り振られているんですよ。
例えば、悪魔のカードには山羊座とか。

では、「西洋占星術」と「タロットに書かれている星座」を組み合わせて占っていたわけですね。

はい。
でも、組み合わせにこだわるのではなく、インスピレーションで導き出す事の方が多いんですけどね。

やはり、占星術単体よりは、タロットなどと組み合わせた方が精度は高くなりますか?

そうですね。
占星術は長いスパンのことは見れますけど、たとえば明日のことなど「直前」のことを占うのには向いてないんですよ。
その点、タロットは直前のことを占うには適しているんです。
お客さんの色々なニーズに応えるには、ひとつの占いだけでは難しいですね。
どの占いも「良いところ」もあれば「弱点」もありますから。
占星術はどんな本で勉強した?

占星術は何を使って勉強したんですか?

やはり、最初は本で勉強しましたよ。
松村潔さん、秋月さやかさん、鏡リュウジさんとか…。

やはり、書いている先生によって違いますか?

そうですね。違いますね。
個人的な感想を言わせてもらえば、 秋月さやかさんは、とても読みやすいので「初心者向き」です。
鏡リュウジさんは、心理学的なアプローチが強いですから「女性向け」と言えるのではないでしょうか。
松村潔さんは、学問的、理論的ですので「占星学の本質」を学びたい方には最高だと思います。
地元の占い師にお願いしてデビュー

どうやって占い師になったんですか?

地元で有名な占いの先生に「仕事やらせてもらえませんか?」 って頼んだんです。

ええ?!スゴイですね。
そんなので雇ってもらえるんですか?

はい。
その先生は占いのお店を運営していて、そのお店で「占い師募集」って掲げてましたから。

そうだったんですか。
どのようなスタイルのお店でしたか?

固定の店舗を持つのではなく、デパートの中にスペースを借りて出店したり、何かのイベントに便乗して出店したりと…
フリースタイルな感じでやってましたね。

他には、どんな占いの仕事をしましたか?

「大手電話占い会社」に登録して電話占いをしていました。
大手電話占い会社のオーディション

占い師って、誰でもそう簡単になれるわけじゃありませんよね?
やはり「オーディション」みたいなものがあるのでしょうか?

そうですね。
最初にテストがありますよ。
メール占いのテスト

どのようなテストでしたか?

電話占い会社では、担当者の方が「悩み相談」をメールで送ってきます。
それに対して、占った結果をメールで返すというテストでしたね。

それで、実力のほどを測るというわけなんですね?

はい。そういうことです。

で、受かっちゃったと?

はい(笑)。
あと「霊視はできませんか?」なんて聞かれたりしましたけどね…。

「霊視」ですか…?

ええ。
霊視は結構人気があるので、ニーズが高いんでしょうね。
まとめ
今回は「電話占いのオーディションはどんなテストをする?」について語ってもらいました。
大手電話占い経験者Mさんの場合…
- 担当者の方が「悩み相談」をメールで送ってくる
- 占った結果をメールで返す
…というテストだったようです。

もちろん、それぞれの電話占い会社によって違いますよ。

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