「四柱推命」の占い師になるには？（現役占い師さんが語る体験談）

本日は、四柱推命の占い師になるにはどうすれば良いか？をお知らせします。

東海地方で活躍する、現役占い師のＡさんにインタビューしました。

占い師を目指している方々の、参考になりましたら幸いです。

四柱推命の占い師になるには？（体験談）

四柱推命の占い師になったキッカケ

親友の急逝で「運命」に目覚める

私の親友が、病気で急逝したのがキッカケです。
とても良い人だったので「なぜ彼女のような良い人が…？」って思って。運命の不条理さに納得がゆきませんでした。
それで「運命」のことを知りたいと思って、占いに興味をもったんです。

どうやって「四柱推命」を学んだのか？

最初はカルチャーセンターで受講

最初はカルチャーセンターの占いを受講したんです。
習ってみると、とても当たってるんです。
それで「これはおもしろい」と思って、本格的に教えてもらえるところを探したんです。

四柱推命の習得は料金が高い？

本格的に習うと、20万円～30万円！？

見つかりましたけど、東京などで本格的に習うと、当時20万円も30万円もかかることがわかったです。
それで、地元の「四柱推命」の先生に頼みこんで、教えていただいたんです。

 なるほど。ちょっとした弟子入りですね。

はい。その後、先生が高齢になったので、独学で勉強しました。
もう本当に沢山の本を読みましたね。

四柱推命は、何年くらい勉強が必要？

ほんとうに占えるようになるには、10年かかる！？

10年はかかると思った方がいいです。
だいたい、基本で５年、人を占えるようになるのに、更に５年かかります。

 そんなにかかるんですね。

四柱推命は難しいですし、とても奥が深いんです。
いくら勉強しても、まだまだいくらでも学ぶことがあります。

四柱推命には「資格」はある？

「先生の資格」はある

「先生の資格」などがありますよ。

 四柱推命って、先生の資格がないと教えちゃいけないんですか？

教えるのは自由なんですけど、生徒さんに「免許」を出すことはできないんです。

 四柱推命って、そんな「免許制」などがあるんですね！

はい。もしかしたら、流派によって違うのかもしれません。
ですが、私のところはそうでした。

四柱推命って、どんな占い？

命式を作って、運命を占う

四柱推命はその人の命式を作って、そこから運命を占います。

 「命式」とはなんですか？

命式には、「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」という４つの干支があります。
それで運命を観ることができるんです。

 「十二運」とか「通変星」とか、耳慣れない単語がありますね。

そうなんです。
そういう「色々な要素」を一つ一つ観てゆくんです。

 う～ん、かなりムツカシそうですね。

どこで占いをしてますか？

喫茶店で占うことが多い

占いの館以外では、出張占いをしています。
昔のお客さんに頼まれて出張ってゆくんです。

 自宅へですか？

自宅ではなく、喫茶店やレンタルスペースなどで占ってます。

 喫茶店は、簡単に使わせてもらえるものですか？

店主が、私の占いのお客さんなんですよ。
ですので大丈夫です。

占い師になって困ったこと

態度の悪い人、酔っ払い

ありますね。
やっぱり、態度の悪いお客さんなどは困ります。
酒を飲んでる人に多いんですけど、「金払ってるんだから占え！」というような人もいらっしゃいます。

 占いの館なんかにも、そういうお客さんが来るんですね？

まれにいらっしゃいますね。
そういう人には「占えません」とキッパリ断りますけどね。

腐れ縁のお客さん

あとは、仲の良いお客さんにせがまれて、結局、タダで占ってしまったりすることですかね。
私は、地元で長いことこの仕事をしてるので、腐れ縁があるというか…（笑）

 占い師は、お客さんと仲良くなり過ぎるのも、考えものですね。

はい。
でも、私は人に助けられて生きてきましたので、恩返しと思えばどうということはないです。

 恩返しですか…私も肝に銘じなければいけないコトバです。今日はお忙しい中お話しをお聞かせいただき、ありがとうございました。

まとめ

今回は、四柱推命の占い師になるにはどうすれば良いか？についてお知らせしました。

「四柱推命の占い師になりたい」という方も多いと思います。

ただ、今回の話を聞く限りでは、四柱推命の習得は難しそうだなという印象を受けました。

ただし、本腰を入れて習得すれば、かなり威力のある占いだと思います。

東洋占いに興味がある方は、ぜひ、四柱推命占い師を目指してみてはいかがでしょう？