占いの仕事の未経験者が、占い師になるには?
最初に思いつくのは「占い会社に登録する」ことかもしれません。
でも、占い会社のオーディションに受かるのって、難しそうですよね。
なぜなら、「オーディションって、どんな風にやるのか?」その内容が良く分からないからです。
そこで、今回、知り合いのオーディション体験談をシェアしたいと思います。
占い会社に、登録を申し込んだ(友人の体験談)
友人のUさんは、今回、初めて占い会社の求人に申し込みました。
ですが、色々と、すったもんだがあったそうです。
オチがありますので、最後まで読んでくださいね。

この記事が、オーディションを受ける人の参考になったら幸いです。
占い師のオーディションに必要な登録事項
Uさんは、占い会社に、TELで登録の申し込みをしました。
(現在はWeb申し込みが主流ですが、昔はTELだったんですね。)



こんにちは。占い師の登録をお願いしたいんですけど…
はい。ありがとうございます。(明るい声の担当者が出ました)
どうすればよろしいでしょうか?
まず、ホームページから必要事項を記入してください。
何を記入すれば良いですか?
- お名前、お電話、ご住所
- 得意な占術、占い師歴、資格、具体的な活動歴
- 所属した占い館名、師事した先生の名前
…などをお願いします。
それだけで良いですか?
あとは、身分証明書の写しと、サイトへ登録する際の写真をお送りください。
顔出しは必要?



えっ? 顔出しが必要ですか?
はっきり顔を出すのがイヤなら、「横顔で写す」とか、「ベールを被ったり」とかして頂いてもOKです。
それもダメなら、写真なしでも登録できますよ。
なるほど。あとは何が必要ですか?
あとは、プロフィールを確認後、簡単なテストと言うかオーディションがあります。
わかりました。では、書類を送りますね。
占い師のオーディション「実技試験」
数日後、お返事のメールが来て、電話面談の上「実技試験」をすることになりました。



こんにちは。よろしくお願いします。
(緊張気味)
実績・経歴の確認
ええっと…現在は、都内で「タロット鑑定」をされていると言うことですね?
はい。(実はほとんど未経験)
月に何件くらいやっていますか?
そうですね…月に数件といったところでしょうか。
数件ですか…他にやってますか?
「メール鑑定」もやってます。
何年くらいやってますか?
それほど長くはやってないですよ。
…あ、そうですか。
ん?なんか…心なしか見下されてるような感じだなあ~(^▽^;)
占いの実技試験「人物像を占う」
では、実技試験です。私の「人物像」を当ててください。



はい。では、生年月日をお教えください。
○年○月○日です。
山羊座のあなた様は、○○な方ですね。
ふむふむ
で、○○と言った感じの方でしょう。
ふむふむ
しかし、だんだん険悪な雰囲気に
じゃあ、次に、うちの会社の業績を、過去、現在、未来で当ててください。



えっ?会社の過去の業績ですか?
はい。
それって、もうすでにわかっていることですよね?
はい。それはそうですね。
そんなことを占ってどうするんですか?
皆さんにも、やってもらってるので。
は…はあ~
お願いします。
やばい!担当者が怒った?



過去の業績はですね…良くも悪くもありませんね。その方の捉え方次第でしょう。
では現在は?
「無難なやり方ばかりをやっていると、業績は伸びない」と出ていますね。
はあ?(明らかにムッとしている)
あと、○○や○○という欠点が出ていますよ。
…(無言)
では、次にあなたの会社の未来を見てみますね。
…もういいです。(怒)
は?
ちょっとうちではキビシイですね。
はあ~?
担当者へ「プチ抗議」をする



○○さん!そもそも、このような試験では「占いの実力」など測れないのでは?
試験をするなら、本番さながらに「ご自分が本当に知りたい質問」を用意するべきではないでしょうか?
(無言)
そうでないと、ちゃんとした答えなど出てくるものではありませんよ。占いというものは、そういうものではありませんか?
…まあ、それはわかりますけれど
そもそも、会社の「未来」を見るなら意味はあるでしょうけど、「過去」を見る意味ってありますかね?
う~ん…何と言うか、もう少し、占いにプラスアルファがあった方がいいように思うんですよね。
もしかして、占いスクールの営業?
はあ…?(もしかして、この流れは…)
もうちょっと、何かを学ばれると…



直感=☆もしかして、占いスクールの営業?
(だからわざわざ変な質問を用意したの?)
…う~ん、何がいいのかなあ~
あ、色々お手数をお掛けしました。それでは!(早々に退散!)
…そんな陰謀はありませんでした
と言うことで、Uさんは、占い会社のオーディションに落とされてしまいました。
しかし、このケースって、ほんとうにUさんが感じた通りだったのでしょうか?
オーディションに落としておいて「占いスクールの営業」にもってゆきたかったんでしょうか?



後からわかりましたが、そんな陰謀はありませんでした。
Uさんの早とちりだったみたいです。



やっぱりね。
まとめ
今回は、占い会社のオーディションを受けた体験談をお知らせしました。
今回は、Uさんが過敏に対応しすぎましたね。
占い会社の多くは、まともで信頼できるところです。
実際に、今回の会社も、後で調べたらホワイトな会社だったらしいです。
審査官は、占い師の対応力を見ています。
お客さんを怒らせたり、トラブルを起こしそうな占い師は採用されません。
感情的にならず、好感度が高い受け答えでオーディションをパスしてくださいね。
- 占い経歴がないと舐められる。
- 言われたことを占わないと「不興」を買う。
- 本当のことをズバズバ言って、担当者を怒らせると受からないかも?
- 担当者を疑ったり、勘繰るのはやめよう。(最近は、悪い会社はほとんどない)



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