ココナラはとても出品数が多いスキルマーケットです。
「タロット占い」だけでも、約2万件販売されてます。
そんな競争率の中、普通にサービスを出品してもなかなか売れません。
ですが、ココナラには
- 広告(サービスPR機能)
- クーポン配布
…という販促オプションがあります。
今回は、ココナラの「広告・クーポン」機能を使って、占いの売り上げを伸ばす方法を解説します。
ココナラで占いが売れない?ならば、オプション機能を使ってみよう!
ココナラでは「サービスを出品しただけ」では、なかなか売れません。
目立つようにサービスをアピールしてゆく必要があります。
その際に便利なのが、販促オプション
- 広告(サービスPR機能)
- クーポン配布機能
・・・です。
これを使うことで、より多くの人へサービスをアピールできます。
ココナラの「広告(サービスPR機能)」とは?
ココナラの「広告(サービスPR機能)」は、グーグル広告(グーグル・アドワーズ)のココナラ版みたいなものです。
簡単に言うと、ココナラ内で自分のサービスを宣伝できるのです。
もちろん、無料ではありません。
1クリックに対し「○○円」を払わなくてはなりません。
要は「1クリックいくら」の有料広告ですね。
「○○円」としたのは、クリック単価が変動するからです。
「クリック単価」はサービスのカテゴリーなどを元に、ココナラ独自の計算で決定します。
2024年1月の段階では、占いは1クリック約100円、悩み相談は30円~60円ほどになってます。
ココナラ「広告(サービスPR機能)」のメリット・デメリット
では、ココナラ広告の「メリットとデメリット」はどんなところでしょうか?
メリット
ココナラ広告のメリットは以下です。
- サービスが1ページ目のトップに表示される。
- その結果、多くの利用者へアプローチできる。
たとえば、あなたのサービスの「ココナラ検索順位」が50位だったとします。
これでは、なかなかお客さんの目に留まりませんよね?
ですが、広告機能を使うと、あなたのサービスは「検索のトップ」に表示されるようになります。
その結果、多くの人に閲覧してもらえるようになるのです。
デメリット
ココナラ広告のデメリットは以下です。
- 有料広告なので経費がかかる
- 売り上げ金を流用できない(クレジット決済のみ)
ココナラの広告機能は有料です。
なので、クリックされればされるほど経費がかかります。
また、広告には「売上金」を流用することはできません。
ココナラの「広告(サービスPR機能)」を使うときの注意点
ココナラの広告は、使い方によっては「赤字」になってしまうことがあります。
そうならないためにも、以下の点を注意しながら運用してゆきましょう。
1.広告代金を払って、ほんとうに利益が出るのか?
ココナラ広告は「クリック広告」です。
お客さんが広告をクリックすれば、使用料が発生します。
なので、「クリックが多いのにサービスが売れない」と赤字になってしまいます。
それを防ぐためには、そのサービスが「何回クリックされたら購入されるのか?」を予想しておく必要があります。
シュミレーション例
たとえば、タロット占いを1,000円で出品するとします。
ココナラの手数料は約20%です。
ということは、そのサービスが売れた際の実質利益は800円となります。
次に、クリック単価(1クリックにかかる料金)を100円と仮定します。
すると、8回クリックされると利益は0円になってしまいますよね?
9回、10回・・・とクリックされると、どんどん赤字になってゆきます。
➡ですので、最低でも「7クリック」でサービスが購入されないとメリットがないことがわかります。
そういうわけで、この場合、7クリック以内で購入されるようなサービス内容にする必要があります。
2.サービスのタイトルが内容と一致しているか?
お客さんは、サービスのタイトルを見て広告をクリックします。
しかし、その「タイトル」と「サービス内容」が違っていたらどうでしょう?
「期待していたものと違うな・・・」と感じて、購入してもらえませんよね?
そうなると「クリック数は多いが、購入してもらえない」という、悪循環に陥ってしまいます。
ですので、クリック広告を出すにあたって、サービスのタイトルとサービス内容を一致させておく必要があります。
タイトルを大げさにしたり、盛りすぎたりしないように気をつけましょう。
3.「販売実績を作るため」の広告配信もあり
ココナラの広告は「売り上げアップ」以外にも利用できます。
販売実績を作ることに使えるんです。
広告配信で、より速く「販売実績を作る」ことができる
出品したばかりのサービスって、なかなか売るのが難しいですよね?
販売件数がなく、評価もないので、どうしても購入されづらいんです。
でも、広告配信すれば、より速く「販売実績」を作ることができます。
つまり、赤字覚悟で、一人でも多くの人に購入してもらい、評価をもらうという戦略です。
このように「販売実績を作るため」にも使えるのが、ココナラの広告配信のメリットです。
この場合、まずは実績を作るのが目的です。
なので、広告配信中は「売れやすい価格(500円など)」にした方が良いでしょう。
ココナラの「クーポン配布機能」とは?
では、次に、ココナラのクーポン配布機能について解説します。
この機能は、特定のお客さんをターゲットに「割引クーポン」を配布するというものです。
- フォローしてくれている
- お気に入りに登録してくれている
- 過去にサービスを購入し、評価5をつけてくれた
・・・などの利用者に対して「割引クーポン」を送れます。
クーポンは、30%オフ、1,000円オフなど、自由に設定できます。
ココナラ「クーポン配布機能」のメリット・デメリット
ココナラ「クーポン配布機能」のメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
クーポン配布機能のメリットは以下です。
- 有望顧客に直接アプローチできる
- 送る人、送らない人の細かい設定も可能
- 無料で利用できる
- ほとんど手間がかからない
ココナラの「クーポン配布機能」は、あなたのフォロワーやファンに対し割引を実施できるんです。
その結果、購入率を通常以上にアップさせることが可能です。
また、クーポンは無料で配布できます。
ココナラが一斉配信してくれるので、手間もかかりません。
デメリット
クーポン配布機能のデメリットは以下です。
- 1日に20人までしか配信できない。
ココナラのクーポンは、無制限に送れるわけではありません。
1日に20人までしか配信できまません。
ココナラの「クーポン配布機能」を使うときの注意点
ココナラの「クーポン機能」を使う上での注意点をお伝えします。
1.送る人、送らない人のセレクトをする
いくら、過去に購入してくれたとしても、割引クーポンを送りたくないお客さんもいますよね?
「スムーズにやり取りできなかった」「トラブルになりかけた」…そんなお客さんもいたりします。
ありがたい事に、ココナラのクーポン配布機能は、送る人、送らない人の細かい選別ができます。
そこらへんは、うまくセレクトして配信しましょう。
2.フォロワーに送付する際は同業者に注意
フォロワーや「お気に入り」登録者の中には、同業者も多数含まれてます。
(リサーチのために、あなたをフォローしているケースがあります)
そのような人にクーポンを送っても、あまりメリットはありません。
ですので、出品内容などをチェックして「同業者かどうか?」を予想してから、クーポン配布を実行するようにしましょう。
もちろん「同業者の購入もOK」というサービスならば問題はありません。
3.あまり昔の購入者は退会していることも・・・
過去の顧客にクーポンを配布するのは、とても効果的です。
ですが、2年も3年も前の購入者の中には、退会してる人もいます。
また、「半年以上ログインなし」という人も多いでしょう。
そういう顧客は、リストからはずして配信しましょう。
ココナラの「広告」と「クーポン配布機能」を使ってみた感想
私自身、ココナラの「広告」と「クーポン配布機能」を使ってみました。
使ってみた「感想」や「自分なりの口コミ」をシェアしますね。
広告を使ってみて「良かった点・残念な点」
ココナラの広告を使ってみて「良かった点」と「残念な点」です。
良かった点
検索結果の1ページ目に出るので、広告効果は大きいです。
そのサービスが購入されなくとも、他のサービスが購入されたりしました。
赤字にならないように気をつければ、使える機能だと思います。
残念な点
「広告配信不可」になってしまうサービスが多かったです。
景品表示法に注意して書き直してもダメでした。
どうやら、ココナラ独自の判断基準があるみたいです。
「どこを直せば配信できるか?」の基準もわからないので、ちょっと困ります。
クーポン配布機能を使ってみて「良かった点・残念な点」
ココナラのクーポン配布機能を使ってみて「良かった点」と「残念な点」です。
良かった点
「無料で使える」という点は、とても良いです。
クーポン配信から、購入にもつながりました。
手間もかからないし、積極的に使うと良いと思います。
残念な点
ただし、思っていたほど効果が上がるわけではありません。
こういう営業行為って、あまり閲覧されないのかもしれませんね。
ですので、過度の期待は禁物です。
出品者サイドも、
- 割引率を高くする
- サービスを魅力的なものにする
…など、もっと工夫が必要かも。
ココナラ「広告機能・クーポン配布機能」の口コミや評判
ココナラ広告機能の口コミ
ココナラ広告機能の口コミや評判です。
クリック単価60円って、めっちゃ安い気がする
ココナラで広告配信をしてみました!
広告あまり分からんけど、クリック単価60円ってめっちゃ安い気がする。
いずれ他の広告に挑戦するとしても、ココナラで練習するのはありかもしれない💡とりあえず6000円チャージして、1日600円までに設定しました。
上手くいくといいなぁ。#web制作 #ココナラ— しゅんき │ Shopifyフリーランス (@shnktech) January 27, 2024
1クリック80円は高いけど、ライバルに埋もれるより良い
ついにココナラで、、念願のサービス販売開始!
広告配信も使ったった❗️1クリック80円は高いね、、🥺でも8000件のライバルに埋もれるより全然よき😤
とりあえずいいねだけでもお願いします🙇♀️#ココナラ#ホームページ制作#サイト制作#webデザイナーと繋がりたいhttps://t.co/uGf2XnuDaj— もみじ|元営業のWebデザイナー|長崎 (@momideza) May 26, 2023
広告費はかけたほうがいいなと学びました
ココナラ広告、夜は配信ストップにしてます😊
なぜならターゲット層は、制作会社さんマーケ会社さんだから⭕
まだ600円しかかけてないけど35000円で1件受注したので広告費はかけたほうがいいなと学びました✨✨いつかLINE広告やFacebook広告もやってみたいな〜 pic.twitter.com/u8Yf9E2oMd
— Umi Design@WEB周りを制作・サポート (@umi15uminin) July 27, 2023
クーポン配布機能
ココナラの「クーポン配布機能」の口コミや評判です。
1番のリピーターさんにだけ送ったら即購入してくれた
こないだ見つけたココナラのクーポン機能を今さらながらさっそく試しに使ってみた😊
不特定多数に送ると反応なかった時にヘコみそうだったから1番のリピーターさんにだけ送ったら即購入してくれた🙌
案外使えそうなので次回は少し幅を広げて実験してみます!
PR機能も一度テスト的に試してみようかな😊— ひでまる。 (@hidemaru_0217) February 20, 2023
ご新規様は、フォロワーじゃないとクーポンが送れない
ココナラにクーポン機能が搭載されたので早速使ってみました。これでリピーターさんやTwitterからのお客様へ割引できる🤗
リピーターさんにはクーポンが送れましたが、ご新規様はフォロワーさんじゃないとクーポンが送れない😞
クーポンを送りたいのでフォロワーさんいらっしゃってくださーい😆— ちょい😺のんびりデザイナーときどきブログ (@choi_okiba) January 10, 2023
まとめ
今回は、ココナラでサービスを売れやすくする
- 広告(サービスPR機能)
- クーポン配布機能
…について解説しました。
どちらの機能もうまく使えば、売り上げに貢献してくれます。
「ココナラでサービスが売れない」と困っている方は、試してみてくださいね。
くわしくは、以下の「公式サイト解説」が参考になります。
スキルマーケット「ココナラ」
ココナラは「占い出品」のあらゆるお膳立てをしてくれます。
ですので、初心者の方でも、簡単に占いを販売できますよ。
登録料 | 販売手数料 | 無形商品 |
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無料 | 22% | OK |
こちらもオススメ!ネットショップ「STORES」
STORESの販売手数料は5%。とてもリーズナブル。
ココナラと共に登録しておきたい、販売プラットフォームです。
STORESのメリットは、以下の記事で解説しています。
「占いの鑑定をネットで販売したい」 …そんな占い師の方も多いと思います。 今、「BASE」を筆頭に「STORES」など、優れたネットショップが数多くあります。 そこで、今回は「STORES(ストアーズ)」を使って、占いの …