最近は、副業として「電話占い師」になりたい人も多いようですね。

しかし、電話占い師になるには占いのオーディションに受かる必要があります。

そこで、今回は、

「電話占いのオーディション」の合格率を上げるためのコツ

…を解説します。

「電話占いのオーディション」は、どんなことをする?

ところで「電話占いのオーディション」って、どんなことをするのでしょうか?

最初に、

  • 電話占いの合格率
  • オーディションは、どんな試験をする?

…について解説してゆきますね。




電話占いの「合格率」はどれくらい?

まず、電話占いの「合格率」についてです。

だいたい、10%以下と言われてますね。

やはり、ハードルは高いです。

なぜなら、電話占い会社も「自社の看板」にかかわることですから、

  • 実力のない人
  • トラブルを起こしそうな人
  • 会社の評判を落としそうな人

…などは、絶対に採用しません。

ですので、合格のボーダーラインは高めに設定しているのです。

わたし

もちろん、その占い会社によって違いはあります。

ですが、かなり「狭き門」だと思った方が良いですね。

「電話占いのオーディション」では何をする?

では、「電話占いのオーディション」は何をするのでしょうか?

電話占いのオーディションは、以下の3つがおこなわれます。

  1. 書類選考(オーディションの申し込み)
  2. 電話面接(一次審査)
  3. 実技試験(二次審査)

1.書類選考(オーディションの申し込み)

まずは、ネットで占い会社にアクセスし、オーディションの申し込みをします。

  • 氏名などの個人情報
  • 自己PR
  • 占い師としての実績
  • 得意な占い
  • 応募動機
  • 抱負・夢

…などを記入し、連絡を待ちます。

注意点

この段階で注意する点は、

  • 誤字脱字
  • 記入漏れ
  • 丁寧な言葉使い

…などです。

また「ウソを書かない」ということも重要です。

自分を、背伸びして見せようとしてはいけません。

わたし

「ウソ」や「誇張」は、シビアな面接官には通じません。

2.電話面接

書類審査に合格したら、次は電話面接に進みます。

電話面接では、先に記入した内容について聞かれることになります。

  • どこで占いを習ったのか?
  • 占いの先生は?
  • 活動歴は何年?鑑定数は何件?

…なども聞かれる確率が高いです。

「電話面接」で気をつけること

電話面接で気をつけることは「社会人としての常識」です。

  • 丁寧な言葉使い
  • 相手への気遣い
  • マナーある態度

このような「常識的なところ」は、必ずチェックされます。

ガサツな対応にならないように気をつけましょう。

3.実技試験

電話面接をクリアーすると、いよいよ実技試験を受けることになります。

実技試験こそが、オーディションの合否を握るメインの試験です。

これに合格すれば、その会社に「占い師」として登録できることになります。

電話占いオーディション(実技試験)の合格率を上げるコツ!

実技試験は、電話占いオーディションのメインとなる試験です。

これによって「合否が分かれる」と言っても過言ではありません。

では、合格率を上げるためには、どんなことが必要なのでしょうか?

1.占いのスキル

当然のことですが、人を占うにはしっかりした占いのスキルが必要です。

たとえば、占星術で恋愛を占うのに「金星」や「月」を解読するスキルがなければ、まともに占えるものではありません。

わたし

オーディションに受かるためには「占いのスキル」を最大限高めておきましょう。

2.ヒアリング能力(相手の話を良く聴くこと)

占い師にとってヒアリング能力はとても大切です。

なぜなら、占いは「お客さんが本当に望んでいること」がわからないと、仕事にならないからです。

  • 彼とよりを戻したいのか?
  • もう別れたいのか?
  • 誰か他の人が気になるのか?

…お客さんの「本当の気持ち」を汲み取れないと、お客さんを満足させることはムツカシイです。

わたし

オーディションでは、しっかりと相手の話を聴くようにしてください。

また、自然な話の流れを作って、相談者の「本当の気持ち」を引き出せるようにしましょう。

「話を聞いてもらいたい」というお客さんも多い

お客さんの中には「とにかく、話を聞いてもらいたい」と言う人も多いです。

悩んでる人って 「話を聞いてもらうこと自体」で癒されますよね?

ですので、オーディションでは、聞き上手かどうか?もしっかりチェックされます。

3.わかりやすく話す力

占い師として評価されるには、わかりやすく話す能力が必要です。

話がわかりにくかったら、お客さんを納得させることはできませんよね?

話しが

  • あいまい
  • 複雑
  • 抽象的

…になりがちな方は注意しましょう。

オーディションでは

  • 筋の通った論旨
  • わかりやすい表現
  • 具体例の提示

…などを心がけ、わかりやすく明快に話すようにしましょう。

4.悩みに寄り添ってあげること

人間には「感情」があります。

ですので、たとえ占いが正確だったとしても、それだけではお客さんは満足しません。

やはり、感情を満たしてあげる必要があるのです。

そのためには、相手の悩みに寄り添い暖かい言葉をかけてあげることが必要です。

わたし

オーディションでは、そういう「感情」の部分にも配慮しましょう。

5.冷静な状況判断

占い師は、つねに冷静に状況を判断しなければなりません。

たとえば、お客さんが30分間で占ってほしいと思ってるのに、「時間配分」を忘れてしまったらマイナスポイントですよね?

ですので、つねに状況を観察し、占い全体がスムーズに進行するように気を配りましょう。

わたし

オーディションでは、こういう部分を見られる場合もあります。

6.お客さんをポジティブにする

占い師は「ただ未来を当てれば良い」というわけではありません。

お客さんは、不安にさいなまれて電話してくることがほとんどです。

スッキリした気持ちにさせ、前に進ませてあげる必要があります。

オーディションでは、お客さんを勇気づけ、元気にしてあげることを意識して鑑定を進めてゆきましょう。

もちろん「占い結果」を曲げて伝えてはいけません。

指摘するべきことをした上で、希望ある未来を提示してあげるようにしましょう。




「電話占いオーディション」で、やってはいけないこと

では、次に

電話占いのオーディションで、やってはいけないこと

…を解説します。

これをすると、マイナスポイントになりますので注意してくださいね。

1.しゃべり過ぎ

オーディションは緊張するものです。

すると、あせってしまい、しゃべり過ぎてしまうケースが多々あります。

占いは、バランスの良い受け答えが基本です。

しゃべりすぎは、お客様に「高圧的な印象」を与え「話を聞かない占い師」だと見なされることもあります。

注意しましょう。

2.実力以上の受け答え

占いのオーディションでは、良いところを見せようと「実力以上の受け答え」をする人がいます。

  • たいして詳しくないことを、もっともらしく話す。
  • 見えてもいないのに、守護霊やオーラが見えるなどと言う。
  • 強引に、もっともらしい占い結果を出す。

…などなど。

これらは、百戦錬磨の面接官にはミエミエです。

大きなマイナスポイントになりますので、注意しましょう。

わたし

オーディションでは、どちらかと言うと、

わからないことは「わからない」と言った方が好感度が高くなると思います。

3.「共感性」のない受け答え

多くのお客さんは、

  • 気持ちを分かってくれる
  • 同じ立場になって考えてくれる
  • 寄り添ってもらえる

…という事を、占い師に求めます。

お客さんとしては、まず、喜怒哀楽の感情を共有してもらいたいのです。

ですので「共感性のない受け答え」をしてはオーディションには受かりません。

わたし

まず、親切に話を聞き、気持ちに寄り添ってあげることが大切です。

4.説教くさいことを言う

占いのやりとりの中で、説教くさいことを言う人がいます。

ですが「批判じみた話」「上から目線の話」を聞きたいお客さんなどいません。

お説教は、気持ちの弱ってる相手の状況を考えない「自己満足な行為」とみなされかねません。

もちろん、オーディションでもマイナスポイントになります。

わたし

もちろん、そういうキャラでセルフ・ブランディングしてるなら話は別です。

ですが、一般的に言ってオーディションでは、説教くさくならない方がよいです。

電話占いオーディションの際、忘れてはならないマナー

はじめよう電話占い師

最後に、電話占い師になるための入門書「はじめよう電話占い師」からの抜粋をご紹介します。

こちらの書籍は「元電話占い試験官さん」が書いた本で、占い業界の内情もよくわかる内容です。

オーディションの際は、以下のような細かいマナーも疎かにしないようにしましょう。

見落としがち?絶対忘れたくない一般マナー

  • 会社から電話が来る場合は、3コール以内に取る
  • 開始時間は秒単位で守る
  • ビジネスでは「もしもし」は使わない
  • 電話がつながったら、占い師名を必ず名乗る
  • 相手が名乗ったら、様づけで繰り返す
  • 「よろしくお願いします」と明るく伝える
  • 丁寧な言葉遣いを終始心がける
  • 鑑定時間の指定があれば必ず守る
  • 最後は「ありがとうございました」と明るく締めくくる
  • 合否をその場で尋ねない

まとめ

今回は「電話占いのオーディション」の合格率をアップするコツをお知らせしました。

  • 相手の話を良く聴く
  • わかりやすく話す
  • 悩みに寄り添う
  • 状況を冷静に判断する
  • お客さんをポジティブにしてあげる

…ぜひ、これらの点に注意してオーディションに受かってくださいね。

占い師になるには「素質」や「向き不向き」も知っておきましょう!
わたし

「占い師」になる方法はこちらをどうぞ!

占い師になるには?(開業・副業ノウハウ)